光と雫
ここは、光や、雫が住む世界の真下。
「最近天気がおかしいなぁ〜異常気象だっけ?温暖化か?ん」
こんにちは。私、西 晴雨(にし はれあ)って言います。
変な名前でしょ。これは父方の西 天(にし あま)っていう私のお婆ちゃんが付けてくれた名前なんだって。
最近、変な天気が続いてます。朝のニュースのお天気お姉さんは大変そうに見えるの(気のせいかしら?)
雨が降ったり、晴れたり、突然大きな虹がかかったり、雷がなったり、この前は雹が降ったらしいしね、、、、。
これは、私がお婆ちゃんから小さいときに聞いた話なんだけど、
空には二つの国があって週に一度だけ「お天気会議」って言うのが開かれて、その週の1週間の天気を決めるんだって。
昔は信じてたけど、今はね、、、中Aにもなってそんな事信じてる場合じゃないよね。
だけど、こんな天気が続くから、お婆ちゃんの話も嘘じゃなかったりしてと少し思い始めています。
私、誰に話しかけてるんだろ、、、、、、変な癖だわ。
私は、その日、お婆ちゃんに呼び出された。
もう、何百年。いや何千年生きてんだかわからない様なおばあちゃんに。
「晴雨。お前が小さいときに私が、教えた話しを覚えているかい?」
滅多に昔の話をしないお婆ちゃんが珍しく、そんな事を言ってきた。そして、忘れるわけ無いじゃないか、あんなに何回も聞かされて、、、と思いながら、覚えてるよと言った。
「あの話し信じているかい?」
「まさかぁ、、、、、、、、、、、、、」
そんな信じてるわけ無いじゃんと、言ったのだが、
お婆ちゃんの妙に真剣な眼差しに1歩後退。
「信じてないのかい。では、真実を教えようとしよう。お前は大切な救世主じゃ。」
なななななななんだってぇ。真実も何もなさそうなんですけど。それに救世主ってなぬい?
別に何も救いたくなぁい!!!
back/top/next